砂を敷く

画像
          砂を啄むローラー

我が家では、籠の底に砂を敷いています。
ローラーの愛好家から、なぜ砂を敷くのか?というご質問がありました。

籠の底に砂を敷くのにはいくつかの訳があります。

* 脚を汚さない 
ローラーカナリアは便が柔らかですので、どうしても脚が汚れます。
鳥によって脚を汚しやすい鳥と、常に脚を掃除していて綺麗にしている鳥がいます。
「脚を汚す鳥にいい鳥はいない」と先輩ブリーダーに教えていただきましたが、一概にそうとも言えないこともありそうです。
脚が汚れたまま長い間放置しておくと血行が悪くなり、壊死を起こした趾(指)を落としてしまうことがあります。
砂を敷くことによって脚の汚れはほとんどありません。

* 掃除しやすい
砂を捨てて新しい砂を敷き替えるだけだから掃除が簡単でいつも綺麗にしておけます。

* 消化を助ける
穀食性のカナリアは、大きな筋肉質の筋胃を持っていて、内部にグリット(砂)を停留させ、硬い種実をすりつぶして消化します。
従って、種実を食べる鳥はすべて砂を必要とするといわれています。
砂を取り換えてやると鳥たちはいっせいに砂を啄んで食べます。
カナリアがどれ程の砂粒が必要かはわかりませんが、普通の食餌を与えていれば砂粒を全く与えなくても消化不良を起こすことはないという説もあります。
砂はミネラルではありませんので、ミネラルが必要な場合には別に与えます。

カルマックス

画像


ローラーカナリアの愛好家から「CALMAX」というサプリメントを送って
いただきました。
カルマックスは、ビタミンD3、マグネシウム配合の液体カルシウムです。

効能書によると、
ビタミンD3はカルシウムを吸収するために必要な栄養素だが、日光浴
によって生成されるため室内飼育の多くの鳥が不足している。
マグネシウムは腸からカルシウムを血液内に取り込み骨に蓄えるのに
必須な栄養素。
一般に用いられるボレー粉やカットルボーンはビタミンD3が含まれて
いないのでカルシウムの吸収率は非常に悪い。
日常管理から繁殖期や無精卵を産む鳥にはぜひご利用ください。
とのことでした。

これから繁殖期に入り、特に、まだ気温が低い時期の産卵には卵詰まり
や軟卵によって大事な鳥を痛めてしまうことが多いので、カルシウムを
与えることは大事なことです。
私は、「カルビタバード」(現代製薬)を年間かなりの本数使いますが、
「カルマックス」も使ってみようと思います。

春よ来い!

暦の上ではとうに立春を過ぎたというのに、当地ではまだまだ春の兆しは見えません。今朝9時の気温は氷点下6℃。
画像
       庭の雪はまだまだ解けません
画像
      駐車場の屋根から見事なツララ

こんなに寒くても、ローラーたちには春を感じているんでしょうね。
メスたちは盛んにコバネをきって止まり棒を横っ飛びしたり、オスたちは一日中取っ組み合いの喧嘩をしています。

ローラーを飼い始めて10年以上もワンフロアの居間で飼育をしてきましたが、二階の物置を整理したら素晴らしい飼育室ができました。
画像

もうすぐ始まる素引きまでに、ローラーたちが環境に慣れて産卵してくれるかが心配です。

里親探し

画像

毎年恒例にしている白骨温泉での湯治に今年も3泊4日で行ってきました。
帰宅する日の朝、倒木で国道が通行止めになってしまい無事に帰れるか
心配しましたが、数時間で通行止めが解除になり無事に帰宅できました。
鳥を飼っていると中々家を空けることができませんが、それでも1月下旬
から巣引きの始まる3月中旬までは最も気楽にできる時期です。

湯治には、パソコンと一緒に血統書や系図を持っていって1羽1羽の顔を
を思い浮かべながら生まれてくるヒナを空想してペアリングを楽しんできま
した。

我が家では、部屋飼いのために種鳥に使うメスは10~12羽が限界ですし、
オスもたくさんは飼いきれません。
倶楽部の仲間と交換し合ったり、分譲したりもしますが、これとても限りが
あり、何羽かは里子に出さざるを得ません。
血統的にも素晴らしいと自負していますが、ローラーカナリアを飼って美しい
鳴き声を聴きたい、また、子取りをしてみたいというご希望のある愛好者から
メールをいただければ嬉しいです。
但し、輸送できる範囲が限られていますのでお住いの場所も一緒にご連絡
ください。

メール ; rd2cd8@bma.biglobe.ne.jp
動物取扱業登録 : 07014671号

2位じゃ駄目なんですか!

第65回国際ローラーカナリークラブ連盟の大会が
京都長岡京市で行われました。
当日は、全国各地のローラーカナリア愛好家が
長い時間を掛けて作り上げた銘鳥を持ち寄り
美声を競い合いました。
出品数はここ数年で最高の400羽を超えました。
長野の倶楽部からは7名の仲間が、丹精込めて
仕上げた愛鳥を持って参加しました。
画像
             首席受賞者に授与されるカップの数々
今年から、PCによる正式な成績表の集計を待た
ずに審査員の採点表から1位~3位までを決めて
表彰式を早めるようにしたのですが、予想外に
出品が多く、結局、表彰式が始まったのは例年と
大差がなかったようです。
当倶楽部は、名古屋からの列車の都合で表彰式に
出ることができず、成績は事務局に問い合わせて
教えていただきました。

我が家からは親鳥の部2羽、若鳥の部6羽を持って
参加しました。
結果は2羽出品した親鳥の部で次席参席のダブル
受賞になりました。
若鳥の部は、今年は県のコンテストで好成績が出た
ので例年より力が入りましたが、結果は残念ながら
次席止まりで、今年もあの大きなカップを手にする
ことがかないませんでした。
今回の受賞で次席5回、参席2回となりましたが、
どうしてももう一歩色のいいメダルに届きません。
以前、女性国会議員が「2位じゃ駄目なんですか?」
という言葉が流行語になりましたが、やはり2位じゃ
駄目なんです。
まだまだローラーの素晴らしい素質を十分に発揮
させてやれる作出技術の未熟さを反省しています。
また来年がんばります!!





女性ブリーダー

1月9日~10日京都長岡京市で第65回国際大会が行われました。
今年は例年と少々趣きが変わり、クラス別ではアンバランスなことも
あったようですが、総出品数では過去最高の400羽を超えました。
(正確な数は当日はまだ事務局からの発表はありませんでしたが)
今回、特に目立ったのは女性ブリーダーが増えたことでした。
コンテスト会場で出品準備をする女性ブリーダーの姿が目立ちました
が、コンテスト前夜に行われる恒例の懇親会でも女性の姿が増えて
会場が華やかになりました.。
画像

ローラーカナリアの飼育は、特別に力仕事が必要なわけでもなく、1日
のうち僅かな時間に餌や水、小松菜など青物を与えるだけの管理です
ので女性には向いていると思います。
その上、あの心を洗われるような複雑で感銘深い美声が聴かれるので
すから、興味のある女性はどしどし挑戦してみてほしいものです。

国際大会間近

新年あけましておめでとうございます!
今年も老骨に鞭打ってブログを続けてますので、
是非、訪問してくださいますようお願いいたします。

今年のお正月は元旦から日本晴れの好天に恵まれ、
全国的にも気温が高く3月下旬から4月上旬の陽気とか。
当地も、大みそかの晩に降った雪が一日ですっかり解けて
しまいました。

画像


国際大会も近づき京都へ出掛けるまで1週間を切りました。
訓練箱からゲージを引っ張り出して鳴きを聴いていますが、
日々変わる鳴きに一喜一憂しています。
折角、京都まで行ってノーソングではあまりにも惨めですので、
ノーソングにしないための訓練もしています。
写真は、以前、国際大会で使用していて今では使われなくなった
カバーを我々のクラブ員が連盟から払い下げていただいたものを
数個分けていただいたものです。
ゲージに掛けたり外したりしながら鳥を慣らしていますが、果たして
効果があるのかどうか分かりませんが、ノーソングだけにはしたく
ないものです。

大掃除

画像


画像


平成27年もあと4日で終わろうとしています。
当地では『雪上りは乞食の裸洗濯』といって雪の
降った翌日は暖かな冬晴れになります。
今朝の気温は氷点下6℃と低かったものの日中は
気温も上がり、部屋の大掃除をするのには最高の
日和になりました。
若メスたちや親鳥たちの入っている追い込み籠の
底砂を全部入れ替えてやると、鳥たちはさっそく
下へ降りて盛んに砂を啄んでいます。

世間では、今日で御用納めで明日からお正月休み
に入りますが、鳥飼いには御用納めもお正月休み
もありません。
今年のブログはこれでお休みです。
拙いブログでしたがいつも訪問してくださった皆様に
感謝します。ありがとうございました。
佳いお年をお迎えください。

小春日和の日曜日

平成27年も残りわずかになりました。
そんな慌ただしい日曜日に倶楽部の仲間たちと
お互いに愛鳥を持ち寄り鳴きを聴いたり鳥談議を
楽しみました。
ローラーたちも小春日和の穏やかな日差しを一杯
に受けて気持ちよさそうに得意の歌を聴かせてくれ
ました。
当地から京都まではコンテストの前日5時間以上も
電車に揺られて現地に行かなければなりませんが、
移動に慣れさせるためにもいい機会でした。
画像

コンテスト成功

画像
        各部門優勝者に与えられるトロフィー(持ち回り)

画像
           審査前の準備

画像
     若鳥の部で入賞した子たち(まだ出品番号がついたまま)

第45回長野県鳴きローラーカナリー倶楽部のコンテストが
無事に終わりました。
倶楽部会員も年々高齢化が進み出品数も減ってきていますが、
45年も続いている歴史あるコンテストの火を絶やしてはいけ
ないという会員のみなさんの熱意があって今年も総出品羽数は
72羽が出品されました。
部門別では若鳥の部が圧倒的に多いのですが、ホワイトロー
ラーの部でも12羽が出品されました。

我が家からも若鳥6羽親鳥2羽を出品しました。
結果は、心を鬼にして地獄の特訓を続けた甲斐あって若鳥の
部で8-74(首席)8-73(次席)、親鳥の部で8-73(次席)
と善戦し大きなトロフィーをいただいてきました。
来月10日に行われる国際大会まで後1ヶ月もあり、この調子
を維持していけるのかが不安になっています。

コンテスト間近!

倶楽部のコンテストが間近になりました。
このコンテストは今年で45回になります。
先人たちが築き上げた由緒ある伝統の灯
を絶やすことのないように大事にして盛り
上げていきたいものです。

ローラーカナリアに興味があって鳴き声を
聴いてみたいという方は是非会場へお出掛け
いただいて『生きた芸術品』といわれるローラー
カナリアの鳴き声を聴いてみてください。

長野県鳴きローラーカナリー倶楽部
第45回コンテスト
◇ 期 日 : 平成27年12月6日(日)
◇ 会 場 : 長野市稲田公民館
◇ 部 門
   若鳥の部・親鳥の部・ホワイトローラーの部
◇ 出品数 : 80羽(昨年実績)

画像

                  審査風景

画像

               出品鳥の整理風景

コンテストの時期

画像
                   若鳥の訓練

愛鳥家の方から「鳥は春にディスプレーでよく鳴くのになぜ12月にコンテストを行うのか?」というご質問がありました。
確かに、鳥は春の繁殖期にはよく鳴くのでたくさんのローラーの美声が聴かれるように思いますが、ローラーのコンテストは12月(全国各地の倶楽部)~1月(全国大会)に集中して行われます。
これには、ローラー特有の事情があるのです。

① ローラーは孵化して100日位から歌の訓練を始めます。
 ローラーの鳴き声は、本来ローラーが持っている鳴き声ではなく、オルガンや太鼓の音を長い年月をかけて覚えさせた人為的なものなのです。
従って、訓練をしていないローラーは、あの爽やかで複雑な美声を聴かせてくれるローラーの鳴き声とは程遠いものになります。
ローラー愛好家たちは、夏から教師鳥に付けて若鳥を訓練して仕上がるのが11月頃になります。
若鳥を上手に仕上げたかどうかの巧拙がコンテストです。
ですから、ローラーの場合には繁殖者とは言わず作出者といいます。

② 3月から巣引きが始まります。
一般の鳥の巣引きは3月頃からトヤの始まる8月頃まで子取りができますが、ローラーは先に書いた通り孵化後100日位から歌の訓練が始まりますので、6月いっぱい位には巣引きを終わらせなくてはなりません。
従って、鳥がよく鳴く春は巣引きの真っ最中になってしまいコンテストができません。

ノーソング

コンテストの時、審査員の前で鳴けなかったのを『ノーソング』といいます。
若鳥は、誕生からコンテスト出場までの間、苦しい訓練を経て出てきますが、集大成のコンテストでノーソングではあまりにも悲し過ぎます。
愛鳥をノーソングにしないためには調教が必要です。

* 人間に慣らせましょう
充分に調教された鳥は、審査台に上がればすぐに鳴き出します。
ところが、調教されていない鳥は審査台の上で大暴れしたり、審査員とにらめっこしていたのではとても歌を歌う雰囲気ではありません。
訓練箱から出したら、飼い主ばかりでなく家族や友人などできるだけ大勢の人に覗いてもらうようにします。
鳥の方も、初めは「怖い顔をしたおっさんだな~」とビビるかもしれませんが、慣れると「顔に似合わず結構優しいんじゃん!」って安心して鳴き出します。

*毎日30分ほど訓練箱から出して鳴きを聴いてやりましょう
訓練箱から出すとすぐに鳴き出す鳥もいますし、いつまでも鳴かない鳥もいますが、鳴いても鳴かなくても30分ほどで再び訓練箱に戻します。
この時、糞の状態や羽根の艶、目の輝きなど健康チェックもするといいですね。

* 布で覆ったり、箱に入れておいて、布を外したり、箱から出したらすぐに鳴き出すように調教します。

*時々車で外へ連れ出します
「家ではあんなに鳴いていたのに、何で鳴かなかったんだろう」ってことはよくあります。コンテスト会場まで車や電車で移動したり、会場の独特な雰囲気の中での審査ですので、普段からいろんな環境の中で鳴けるように調教します。

審査員の方々も、折角出品されたのだから何とか鳴かせてあげたいと努力はしますが、たくさんの鳥を審査しなければなりませんので1羽30分程度が我慢の限界でしょうね。
審査台に上がったらすぐに静かに鳴き出すように調教された鳥は歌節の1つや2つおかしなところがあってもゼネラルエフェクトは高い評点がもらえると思います。

歌節の訓練も大事ですが、併せてノーソングにさせない調教も大切にしましょう。

秋深し

画像

すっかり秋も深まり、垣根のドウダンツツジも真っ赤に色付き
北アルプスの峰々は早くも雪を戴くようになりました。

画像

歌節訓練を始めて3週間以上を過ぎました。
若オスたちは訓練箱の中でにぎやかに鳴いています。
暇なときには、訓練箱から出して鳴きを聴いてあげます。
まだ幼くて歌節というほどのものではありませんが、日毎に
歌らしくなっていくのが楽しみです。

初めて外へ

画像

歌節の訓練を始めて14日目になりました。
今日は初めて訓練箱から4羽ずつ出して鳴きを
聴いてみました。
初めて外に出してもらってびっくりして鳴けない
子もいますし、大分鳴きが進んで既にグルックが
入っている子もいました。
時間的には、鳴いても鳴かなくても15分程度で
また訓練箱に戻しました。
これからはできる限り毎日少しずつ外に出して
人に慣れるように訓練したいと思います。

この度、新しい仲間が増えました。犬です。
先日、長野市でローラー倶楽部の勉強会を行った際、仲間の一人
から「犬をもらってくれないか」との話が持ち込まれました。
当年3歳の血統の正しいポメラニアンですが、飼い主が高齢のうえに
病気がちで、今年の夏も入院が続いてとても飼い続けられないといい
ます。「あなたにもらってもらえなければ保健所へ持っていって処分して
もらうしかない」と深刻な依頼でした。
居合わせた仲間たちも、「保健所は可哀想だよ。獣医さんに面倒みて
もらえれば最高だよ」と躊躇している私に追い打ちをかける有様でした
ので、遂に引き取ることにしました。
心配は、ローラーたちと仲良く暮らしてもらえるかどうかですが、巣引き
の始まる春頃までには共存できるように訓練しなくてはならなくなりました。
画像

イベルメクチン

イベルメクチンの発見者大村智博士がノーベル医学生理学賞の
受賞が決まりました。
イベルメクチンは、ゴルフが大好きな大村博士が伊豆の稲取
カントリー倶楽部のバンカー(ゴルフ場の中に点在する砂場)の
砂を持ち帰り分析し、細菌が作り出す物質が動物の体内に寄生
する寄生虫に効果があることを発見したものです。
当初は、動物薬として研究がすすめられてきましたが、今では
人体薬として改良され、熱帯病のオンコンセルカ病や、リンパ系
フィラリア症の特効薬となって年間3億人が使用しているといわ
れます。
ローラーカナリアの気嚢ダニにも『スキャット』(オーストラリア製
のイベルメクチン製剤)として使われていますし、わが国ではイ
ベルメクチン単味で使われています。(日本には鳥専用の製剤は
ありません)
蛇足ですが、イベルメクチンは劇薬です
使用法や分量を厳守しないと重篤な結果を引き起こすことがある
ため、動物病院ではあまり出したがらない薬です。

鳥談議

今年2回目の勉強会を長野市で行いました。
今回のテーマは『教師鳥と若鳥の訓練』。
もうすでに訓練に入っている人、これから1羽仕立てにする人など
それぞれ歌節訓練のペースはまちまちでしたが、鳥キチ集団のこと
鳥談議に花が咲き予定された3時間は瞬く間に過ぎてしまいました。
当クラブのコンテストは12月6日に開催しますが、銘鳥をたくさん
作出してほしいものです。

画像

歌節訓練開始

親鳥も若鳥もすっかり換羽があがり、気嚢ダニや真菌などの
手当ても済み、教師鳥の再訓練も無事に終わったのでいよ
いよ若鳥を1羽仕立てにしました。
画像

画像

私の師匠は、「若鳥をペットにしてはいけない。戦場で戦う戦士を
作るんだという気概を持って厳しく鍛えなさい」と教えてくださいま
した。
当地は、これから厳しい冬に入っていきますが、どれだけ心を鬼に
できるか自分との戦いになりそうです。