奇形
今年の巣引きも終盤になりました。
1腹目があまり成績が上がらなかったので、羽数は予定した数より
少し少ないけど、たくさん取ってもあとの始末に困るので、親分けが
済んだ順に親鳥は雑居籠へ移動させました。
数的には少ないけど、今年はどうしても残したいと思った系統は
ほゞ全部残せたので満足しています。
今年は、奇形が2羽できてしまいました。
1羽は、片脚の関節(足根中足骨)から下がない子、もう1羽は、
足首が拳骨を握ったように全く趾が開かない子でした。
どちらも親鳥は違うし、血統書には極端な近親交配はありません。
恐らく、何代も前からの奇形因子が現れたものだと思います。
関節から下のない子は、一緒に孵化した子たちに喰い負けて
大きくなれず途中で★になってしまいましたが、拳骨を握ったように
趾の開かない子は、他の子たちより巣立ちは遅れたものの、元気で
飛び回り食欲も旺盛で、最近、グゼリ始めました。
当倶楽部のベテランブリーダーWさんの話ですが、以前、事故で
片足を失ってしまったメス鳥が、素晴らしく子育てが上手で、幾腹も
優秀な子を残してくれたと教えてくださいました。
鳥は、羽根があって飛ぶことができますので、他の動物よりは有利
です。
Wさんの話ですと、片脚のメスはあまり飛ばなくてもいいように、一度に
しっかり「そのう」に餌を貯め込んで、時間をかけてヒナに給餌していたと
いいます。
白ローラーや梵天には致死因子があって、中止卵になったり、孵化しても
長生きできないことはありますが、奇形因子だけは孵化してみないとわか
りません。
生まれてくる子のためにも極端な近親交配は避けたいものですね。
この記事へのコメント
遺伝子レベルの研究をしている友人は内臓等に障がいをもって生まれてくる子もほんのはずみで心臓の弁が不全であったりする事があるのが最近ようやくはっきりと判ってきて親御さんたちを慰めていると言っています。障がいにめげずに楽しい鳥生を謳歌して欲しいですね。
早速コメントをいただきありがとうございます。
今回のように体の外に症状が表れる時には劣性
遺伝子は分かりますが、内臓に異常が出る場合
には分からないことが多いと思います。
羽色は潜在因子で出ますから、親と違った羽色
が出ることはよくあります。
最近、犬のブリーダー繁殖で、極端な近親交配
を続けたために、目が見えなかったり、耳が
聴こえなかったり、てんかん症状がでたりして
社会問題にまでなっています。
牛でも、ホルスタイン種は白と黒の斑紋がきれ
いな牛ですが、たまに褐色の牛が生まれること
があります。レッドハクターとよばれて酪農家
には珍重されます。
今年はどうしても詰めたい系統がいて、それでも4・5親等で雛をとりました。色粘土じゃないんだから、生後の健康にも配慮しないといけないですね。
コメントいただきありがとうございます。
写真ばれちゃいましたか(笑)
生憎、天気が悪くて写真が撮れなかったので
ストックしてあった写真を使っちゃいました。
潜在的な劣勢因子は突然出てくるので怖いですね。