ローラーカナリアに魅せられて 老獣医師の挑戦

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zoom RSS 日和見感染

<<   作成日時 : 2017/01/17 11:12   >>

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全国的にインフルエンザが流行っています。
インフルエンザウイルスは、いたるところに存在しますが、すべての人が感染発病することはありません。
体調を崩したり、体力が落ちて抵抗力が弱くなったりしたときに発病します。
これが日和見感染(ひよりみかんせん)です。

国際大会前夜祭の懇親会に参加しました。
大勢のローラー愛好家と交流を深める中で、「最近、寒くなってきたら突然落鳥(鳥が死んでしまうこと)するんだがなぜだろうか」という質問をたくさんいただきました。
落鳥の原因は、死骸を確認していないので軽々には申し上げられませんが、ほとんどは日和見感染症が多いと思われます。ローラーは、病気の原因になるウイルスや細菌、真菌(カビ)、原虫(トリコモナスなど)など多くの病原菌に晒されています。冬の厳しい寒さ、夏の猛暑、巣引きの終わった時期などの抵抗力が弱ったときに発症して落鳥してしまいます。これが日和見感染です。
鳥は、病気に罹っていても症状を表しません。症状が出てきたときには末期症状です。(天敵から身を守る本能)

ローラーを落鳥から守るためには、普段の飼養管理が大切です。
厳しい寒さから身を守ってやったり、餌を強めにしてやったりして抵抗力を落とさないように管理してあげましょう。
また、動物病院で健康診断をしてもらったり、病原菌が見つかれば抗菌剤や抗原虫剤などを投薬してもらいます。

ひとつ大事なことは、病院などで病原菌に感染が認められて加療しても、飼養環境が改善されなければまた再発します。気嚢ダニや細菌、原虫感染症が見つかったら罹患している鳥ばかりでなく禽舎にいるすべての鳥に一斉に投薬します。併せて、禽舎や食器類などすべてを消毒することが大事です。
ローラーは比較的丈夫な鳥ですので、落鳥することは少ないのですが、続けて落鳥するようでしたら禽舎の消毒と一斉加療をお勧めします。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いいタイミングのタイトルです。コンテストも終わり3月からは繁殖なので、うちでは2月中にメンテナンスをします。
はなみずき
2017/01/18 23:09
はなみずきさん おはようございます!
いつもコメントいただきありがとうございます。
我が家では、巣引き前、巣引きの終わった後、訓練前、冬の厳しい寒さになる前などに全羽一斉に抗菌・抗原虫剤の投薬とイベルメクチンの処置を行っています。
いずれの薬も要指示薬になっていますので獣医師からでないと入手できませんが病院に相談すれば薬の入手ができると思います。
管理人
2017/01/19 08:14
いつもタイムリーな情報ありがとうございます。愛鳥家が全てこの記事が読めると良いですね。メソは大切にしていた子が一月四日に亡くなりました。病理解剖の結果、老化により腸壁が薄くなってそこからの出血が主な死因とわかりました。老化が原因とわかって少し安心はしましたが、亡くなった鳥の死因を調べてもらい他の鳥の買い方を少しでも改善しようと勉強中です。今年もよろしくお願いいたします。
メソ
2017/01/19 21:02
メソさん おはようございます!
いつもコメントいただきありがとうございます。
大事な子が落鳥すると可哀想でショックですよね。我が家には06年生まれの老人鳥がまだ元気でいます。もう11歳です。何年生きられるか記録に挑戦中です。鳥は何も言えませんから飼い主が鳥の状態を察知してこまめに管理してやりたいですね。
管理人
2017/01/20 08:03

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